マツダ マリコ
Mariko Matsuda
松田 真理子 所属 京都文教大学 大学院臨床心理学研究科 博士後期課程 京都文教大学 臨床心理学部 臨床心理学科 京都文教大学 大学院臨床心理学研究科 博士前期課程 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/08 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 代理受苦と共感疲労 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | スピリチュアルケア研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本スピリチュアルケア学会 |
巻・号・頁 | 2,29-41頁 |
著者・共著者 | 松田真理子 |
概要 | 本論においては医療、介護、教育などあらゆる臨床現場で散見される共感疲労に焦点を当て、共感疲労が起きる要因及び、真摯な臨床家が共感疲労で燃え尽きないための対応策としての視座を呈示した。共感疲弊に陥らないためには、①自分の器、能力の限界を自覚すること、②共感することによって蒙る精神的苦痛を同僚や仲間と分かち合えること、③目の前の患者への共感援助は自分自身の存在意義の確認と連動していることの自覚、④自分自身が健康を保っていなければ他者を援助することはできないという専門家としての自己管理、⑤熱心さの余りに視野狭窄に陥り、他者の意見が耳に入らない状態になっていないかの検証、⑥「何もかもを受け入れないこと」の重要性を挙げた。 |