マツダ マリコ
Mariko Matsuda
松田 真理子 所属 京都文教大学 大学院臨床心理学研究科 博士後期課程 京都文教大学 臨床心理学部 臨床心理学科 京都文教大学 大学院臨床心理学研究科 博士前期課程 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/11 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 青木繁―外なる邪気と内なる仏性」『天才の精神分析―病跡学(パトグラフィ)への誘い |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 医学のあゆみ |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 医歯薬出版株式会社 |
巻・号・頁 | 275(7),849-852頁 |
概要 | 画家・青木繁は明治浪漫主義絵画を代表する洋画家の1人として
位置づけられており、画才に恵まれ、代表作には『海の幸』「わだつみのいろこの宮」などがある。その作品は一時期、大きな注目を浴びたが、彼の人生は 破天荒であり、失意のうちに28歳で夭折した。筆者は2014年に日本病跡学雑誌に青木繁の病跡についての論考を上梓した。今回は編集部からの依頼を受け、 青木は人生の大半を自らの邪気に支配されていたが、結核という病を得ることによりようやく内なる仏性がめざめ、慈悲の心を表現することができたことに焦点を当て、青木について論考した。 |