クラニシ ヒロシ
倉西 宏 所属 京都文教大学 臨床心理学部 臨床心理学科 京都文教大学 大学院臨床心理学研究科 博士前期課程 京都文教大学 大学院臨床心理学研究科 博士後期課程 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 親との死別が引き起こす家族、他者、喪失対象との関係の変化 ~遺児が抱える孤独感と喪失対象との再結合の影響を中心に~ |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 心理臨床学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本心理臨床学会 |
巻・号・頁 | 28(5),619-630頁 |
著者・共著者 | 倉西 宏 |
概要 | 本研究は子どもとって親との死別が他者との関係をいかに変化させるか、またその変化の影響がどのようなものかを修正版グラウンデッドセオリーアプローチによって分析した。親を亡くすことで死別以前の家族や他者との関係を喪失すると同時に孤独感にも至ることが見出された。しかし死別後に死を共有することで家族や他者との繋がりを新たに生むことも可能であることも示された。そして親との死別はスティグマとして孤独にも至るが同時に自分の個別性を見出すことに繋がり、死別体験や遺児であることを主体的に自己同一化させていくことが重要であることが考察された。 |