シミズ アキコ   Akiko Shimizu
  清水 亜紀子
   所属   京都文教大学  臨床心理学部 臨床心理学科
   京都文教大学  大学院臨床心理学研究科 博士前期課程
   職種   准教授
発表年月日 2012/09
発表テーマ 娘達を巡る語りを通して,自らの思春期と向き合おうとする母親との面接
会議名 日本心理臨床学会第31回秋季大会
主催者 日本心理臨床学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
国名 日本
開催地名 愛知学院大学
開催期間 2012/09/14~2012/09/16
概要 娘達の性的問題行動を機に,母子並行面接を開始。自身の外傷体験もあり,クライエントは被害者である娘の立場に同一化し,「何もしてくれない」学校に抗議するなど,外へ向かう動きが強かった。しかし,娘達の面接が終了し,娘達と自分との差異を受け入れる作業を通して,絶対的保護を外界に求めるのではなく,娘を守る責任を自らの内に引き受けていく動きが生じてきた。また,娘達との関わりに悪戦苦闘する中で,自身の“限界”を実感したのを機に, 実母を巡る語りも肯定的変化が見られ始めた。