オカモト キヨミ
Kiyomi Okamoto
岡本 浄実 所属 京都文教大学 こども教育学部 こども教育学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2017/09/30 |
発表テーマ | 外国人介護者の多文化共生に関する研究-ボードゲームを活用した職員研修の試み- |
会議名 | 第25回日本介護福祉学会大会 |
主催者 | 日本介護福祉学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 川崎医療福祉大学 |
発表者・共同発表者 | 〇岡本浄実(京都文教大学)、村上逸人(同朋大学) |
概要 | A施設は、多くの外国人介護者を採用している。本研究では、日本で働き始めたばかりの外国人を想定したが、今回の対象者は、日本で他職種の仕事を経験し介護施設で働いていた。母国と日本の家族に対する思いと共に働いていた。家族を中心に異文化に適応したともいえよう。介護の仕事に魅力を感じながらも「書く」ことの難しさを感じる一方でわからない言葉をすぐに何度でも聞くことができるシステムが最も心強いと感じていた。ユニットリーダーの支援体制と外国人介護者の先輩がいることが介護の仕事や学びの支えになっていた。また、ボードゲームについては、幼い頃に類似ゲームの経験があり、懐かしいと話す場面が多くあった。外国人介護者の幼い頃の遊び体験にふれながら出身の違う外国人介護者が母国との違いを語り合うことで新たな関わりが生まれることが明らかになった。また、対象者・施設を広げの施設のサポートシステムと日本文化の理解について検討したい。今後は、同一施設内に複数の外国人介護者と共に入所者の生活を学び合う研修が必要であると考える。高齢者が伝統視してきた文化を共に考え学ぶツールとしてボードゲームを活用した職員研修を試みる。 |