シミズ アキコ   Akiko Shimizu
  清水 亜紀子
   所属   京都文教大学  臨床心理学部 臨床心理学科
   京都文教大学  大学院臨床心理学研究科 博士前期課程
   職種   准教授
発表年月日 2017/09
発表テーマ HIVと末期癌を抱える40歳男性との心理療法
会議名 近畿ブロックHIV医療におけるカウンセリング研修会
主催者 近畿ブロック HIV医療におけるカウンセリング
学会区分 研究会・シンポジウム等
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
国名 日本
開催地名 大阪医療センター
開催期間 2017/09/29~2017/09/29
概要 事例検討
緩和ケアを始めたばかりの頃の事例であり,かつ,HIVの方との初めての面接であったため,未熟なセラピストの応答が,クライエントの激しい怒りを引き起こす場面が何度もあった。しかし,その怒りには,セラピストを“鍛え育てよう”とするような,コントロールされた怒りの一方で,死の不安への怒りも込められていたことが示唆された。また,終末期臨床においてセラピストに求められる姿勢の全てを言語化し伝えようする姿からは,心理療法が,クライエントにとって命懸けの最後のレッスンであったことが窺えた。