マツダ マリコ
Mariko Matsuda
松田 真理子 所属 京都文教大学 大学院臨床心理学研究科 博士後期課程 京都文教大学 臨床心理学部 臨床心理学科 京都文教大学 大学院臨床心理学研究科 博士前期課程 職種 教授 |
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発表年月日 | 2019/06/07 |
発表テーマ | アタッチメントスタイルにおける援助要請の違い |
会議名 | 日本心理臨床学会第38回大会 |
主催者 | 日本心理臨床学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 横浜 |
発表者・共同発表者 | 青山巧・松田真理子 |
概要 | Vogel & Wei (2005) によれば,成人のアタッチメントは,援助要請と潜在的なつながりがあるとされる。対人関係や心理的な問題が生じた際,成人のアタッチメントの親密性の回避は,援助要請に伴うリスクを大きく捉え,利益を過小評価することによって,援助要請の意志を減少させるため抑制要因となる。見捨てられ不安はリスクよりも利益を高く見積もることによって,援助要請の意志が高まるため促進要因になる (Shaffer, Vogel & Wei, 2006)。
しかし,アタッチメントはそもそも危機的な状況で活性化される行動システムである。そのため,まずアタッチメントスタイルと援助要請との関係を直接的に検証することで,行動や言語表現を通して現れる顕在的な関係性を明らかにする必要があると考えられる。そこで本研究では,アタッチメントスタイルにおける援助要請の違いについて検討した。 |