マツダ マリコ
Mariko Matsuda
松田 真理子 所属 京都文教大学 大学院臨床心理学研究科 博士後期課程 京都文教大学 臨床心理学部 臨床心理学科 京都文教大学 大学院臨床心理学研究科 博士前期課程 職種 教授 |
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発表年月日 | 2022/10/30 |
発表テーマ | 人類の未来とスピリチュアルケアー再生医療・移植医療の観点から |
会議名 | 日本スピリチュアルケア学会第15回学術大会 |
主催者 | 日本スピリチュアルケア学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | シンポジウム・ワークショップ パネル(公募) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 神戸看護協会会館 神戸 |
開催期間 | 2022/10/29~2022/10/30 |
発表者・共同発表者 | 企画:松田真理子 シンポジスト:三村将・井原裕・和田信、司会:大村哲夫、指定討論:松田真理子・瀧口俊子 |
概要 | 人類の未来のスピリチュアルケアの在り方について検討するためにシンポジウムを企画した。人間は古今東西、不老不死を追い求め、いつまでも元気でありたいと願ってきた。難病や様々な疾患に対する治療の試みもなされてきており、その最先端の研究実践として再生医療がある。iPS細胞の臨床応用や新薬開発は病や障碍で苦しむ人々への福音をもたらすと同時に、命をお金で買うことができるという市場経済を活性化させてしまう危険性も孕んでいると考えられる。島薗進(2005)は「先端医療技術の倫理と宗教―いのちの始まりとスピリチュアリティ」で不老不死に近い状態を手に入れることが可能な時代における宗教の行方について論じている。今こそ我々は生命倫理についてスピリチュアルケアの観点を交え見直す地点に立っていると言えるだろう。
本シンポジウムは瀧口俊子(放送大学)・松田真理子(京都文教大学)が企画立案し、精神科医である3名のシンポジストの三村将(慶応大学医学部精神神経科)、井原裕(独協医科大学埼玉医療センターこころの診療科)、和田信(大阪国際がんセンター診療・緩和科)が登壇する。司会は大村哲夫(東北大学)が担当する。3名のシンポジストが演題発表をした後、瀧口俊子と松田真理子が指定討論を担当した。 |