マツダ マリコ
Mariko Matsuda
松田 真理子 所属 京都文教大学 大学院臨床心理学研究科 博士後期課程 京都文教大学 臨床心理学部 臨床心理学科 京都文教大学 大学院臨床心理学研究科 博士前期課程 職種 教授 |
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発表年月日 | 2024/02/07 |
発表テーマ | 学生達の適切な援助希求能力をいかに育むか |
主催者 | 関西福祉科学大学学生相談室 |
開催地名 | 河内国分(大阪) |
開催期間 | 2024/02/07 |
会議区分 | その他 |
講演区分 | 講師 |
単独共同区分 | 単独 |
招待講演 | 招待講演 |
概要 | 学生の援助要請についての基本的理解と援助要請に関する3つの類型について紹介した。3つとは「援助要請自立型」「援助要請過剰型」「援助要請回避型」である。思春期・青年期の学生は心の問題は友人には相談するが専門機関には相談しない傾向があり、援助要請を行うことが自分にとってどのような損益をもたらすかに敏感であることを述べた。相談しやすいテーマに授業の履修関連や奨学金などについてであり、相談しにくいテーマとしては友人や家族との人間関係や恋愛について、自分のアイデンティティに関することなどであり、うまく言葉にすることができないような自分についての内容や何か自身の中で引っ掛かってはいるが,それを言葉で表現できないという場合には,言語的なやりとりが軸となる“相談”にはつながりづらいと推察できることを述べた。 |