サワ タツヒロ
Tatsuhiro Sawa
澤 達大 所属 京都文教大学 総合社会学部 総合社会学科 職種 教授 |
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年度 | 2020 |
科目名 | 系統地理学 |
科目カテゴリー | 未選択 |
実施学期 | 秋学期 |
履修者数 | 履修者数60 |
教育活動の振り返り | 新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、非対面式での授業を余儀なくされたが、その分、これまでの蓄積を再整理することができた年でもあった。また、人文地理学が本年度で終了することもあり、次年度に向けての教材の再整理ができた部分もあった。主な成果は次のとおりである。
〇Google Meet 録画による配信 これまでのパワーポイントをGoogleスライドに変換し、さらにスライドも加えてアップデートをはかり、講義を行った。地理は高校まで覚えることが多かったので、できるだけ「理論・法則」となる事項や、地理学者を紹介しながら大学の講義の質を保ちつつも「難しいことを易しく」伝えることを念頭に内容構成した。 〇Google Formsの活用 春学期の地誌学と同様に、大学入試センター試験問題の授業関連内容を出題し、理解度を確認するだけでなく、内容の解説が授業導入として活用できるように工夫した。高校時代の地理履修者は全体の5%しかいなかったため、内容の精選も求められたと思われる。 〇GISとデータ利活用 フリーソフトとして使えるMANDARAや総務省統計局の統計GISなどを課題とした。質問が殺到することも予想されたが、しっかり説明すれば学生たちのPC操作に問題はなかった。むしろ、完成した地図やデータを分析する能力の低さが次年度以降の検討課題と思われる。 |