教員紹介 | |
シガ サトミ
Shiga Satomi
志賀 里美 所属 人文学部 日本語日本文化学科 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/11 |
形態種別 | 単行本 |
標題 | 「複合動詞における文法化の一考察 ―「~切る」「~過ぎる」「~出す」を例に―」 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 『日英語の文法化と構文化』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | ひつじ書房 |
概要 | 本稿では、「V+切る」「V+過ぎる」「V+出す」の複合動詞について、共時的視点から文法化の枠組みで論じた。その結果、3語とも「保持化」「重層化」「漂白化」が起こっていること分かった。そして、V1のバリエーションと機能語化には相関性があること、また、一律に文法化しているとされる複合動詞だが、現在の使用頻度をみるとその進度には違いがあることも見られた。そして最後に、動詞と複合動詞を連続的に示すことにより、共時的観点から文法化の枠組みで複合動詞を扱うことも有効であることを示唆した。 |