教員紹介 | |
ミヤウチ ヤスユキ
Miyauchi Yasuyuki
宮内 泰之 所属 人間社会学部 社会園芸学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1995/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 園池および導水溝の堆積土中に含まれる植物体の遺存状況の解析手法に関する検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | ランドスケープ研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本造園学会 |
巻・号・頁 | 58(5),129-132頁 |
著者・共著者 | ◎宮内泰之,仲隆裕,藤井英二郎,浅野二郎 |
概要 | 園池堆積土中に含まれる遺存植物体の採取方法ならびに平面的・垂直的分布特性を検討・考察した。種子・果実の遺存体については,1mmの篩で木本植物が,0.25mmで草本植物がおよそ選別される。平面的分布特性については,多<の遺存植物体は地形や護岸の形態に強く影響を受けて分布し,重力散布の種はその種子を供給する植物の生育位置の影響を受けることが示唆された。垂直的な分布特性は各層ごとに遺存植物体の構成に違いがみられ,それは各時代の庭園の植栽を反映していることが示唆された。今後草本植物の生態的特徴を勘案しつつ木本植物の遺存体の種構成との関係を検討することにより,往時の庭園植栽を推定する方法を確立することが課題である。 |