教員紹介 | |
イナモト マリコ
Inamoto Mariko
稲本 万里子 所属 人文学部 日本語日本文化学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1989/12 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「寝覚物語絵巻について―女絵と月次絵の変容―」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『國華』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 國華社 |
巻・号・頁 | (1129),7-20頁 |
概要 | 本稿は、1982年12月に東京芸術大学美術学部芸術学科に提出した卒業論文「寝覚物語絵巻考」をもとに、女絵と月次絵についての考察を加えたもの。大和文華館に所蔵される「寝覚物語絵巻」は、『夜半の寝覚』を絵画化した作品であり、女絵の伝統に基づきながらも意匠化された画面構成に特徴がある。現存する4場面は、桜花(3月)、松に藤(4月)、橘に時鳥(5月)、画中の蓮(6月)と、物語絵としての興味よりも、月次絵としての興味が強くなっていることから、鎌倉時代の月次絵に先駆ける作品であると位置づけた。 |