教員紹介 | |
キタ ヤスノリ
Kita Yasunori
喜田 安哲 所属 人間社会学部 社会園芸学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2005/10 |
発表テーマ | 選択反応の遅速による脳内興奮伝導様式 |
会議名 | 日本健康行動科学会第4回大会 |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 於 金沢大学医学部 |
発表者・共同発表者 | 高寄正樹、森昭雄、小沢徹、飯塚人美、喜田安哲、雪吹誠 |
概要 | 視覚画像刺激による選択反応課題時の脳内情報処理過程について、脳波のβ波成分を指標に、反応の遅速による脳内興奮伝導様式の違いについて比較し、反応時間が遅延する要因を明らかにすることを目的とした。脳波は128chから導出し、帯域フィルターによりβ波成分を抽出した。課題はオドボール課題を用い、被験者はターゲットに素早く反応し、選択ボタンを右手拇指で押した。結果、刺激画像呈示から大脳皮質一次視覚野への経路および運動野からの運動出力からボタン押しが行われるまでの過程において、反応の遅速に関わる要因は認められなかった。前頭前野、特に左前頭前野は認知機能に関与する領域であることが知られているが、左前頭野を含む左前頭連合野での識別・意思決定の遅れが、反応時間を遅延させる要因であると考えられる。 |