ナカムラ テツヤ
Nakamura Tetsuya
中村 哲也 所属 国際経営学部 国際経営学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 貿易自由化後におけるパインアップル農家の生産規模規定要因-沖縄県国頭郡東村における農家アンケートからの接近- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 農林業問題研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第40巻(第1号),194-199頁 |
概要 | 本稿では農家経営における生産規模規定要因を検討した。沖縄県のパイン生産はフィリピン産の輸入拡大と、缶詰等の自由化により、その縮小に拍車がかかった。東村では生食用に品種更新を施し、周年的な供給体制を構築した。調査結果から鳥獣害の被害が多く、後継者不足等が指摘された。t検定の結果、新設区では露地、旧設区ではハウス栽培を実施していた。また、後継者のいる生産者は有機栽培を強化し、農業暦・農作業時間が長く、ハウス生産者は、産地販売を強化していた。OLSを推計した結果、生産規模拡大は新設区を中心に農作業時間・日数が長い勤労世帯において、生食品種への転換、ハウス生産・有機栽培・産直販売を強化しながら行われていた。 |