ナカムラ テツヤ
Nakamura Tetsuya
中村 哲也 所属 国際経営学部 国際経営学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 貿易自由化後におけるオレンジの産地別品質需要分析-Armingtonモデルによる接近- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 開発学研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第17巻(第3号),7-16頁 |
概要 | 本稿では,ネーブルの総需要モデルを計測した結果,国内6産地の需要量は全て減少しているのに対し,米国産は拡大していた。代替の弾力性は小さい値であった。国内産と米国産の数量変動が価格へ与える影響を計測した結果,一つの産地の数量を1%減少させても,産地間価格の変化率に大きな変動は見られなかった。自己価格弾力性が比較的大きく,交叉価格弾力性が小さい佐賀等では,価格変動の程度が小さい。逆に,自己価格弾力性が比較的小さく,交叉価格弾力性が大きい米国では,価格変動の程度が大きく現れた。価格変動は,産地シェアの大きい産地ほどその他産地に与える影響が大きかった。 |