コウノ コウシロウ
Kono Koshiro
光野 公司郎 所属 教育学部 教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/05 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 意見文を書かせる前の充実を -意見文を書かせるための教材研究- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 「月刊国語教育- 別冊 新しい国語科を拓く教材研究・教材開発」 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 東京法令出版 |
巻・号・頁 | 78-81頁 |
概要 | 言語表現における意見文指導というと、実際に文章を書く段階に多くの指導が費やされている。(例えば、書き出しの工夫や情緒的な言い回し等)しかし、意見は文章に書きながらまとめていくものではない。思考の段階こそ指導の中心とすべきものである。このことを明確に記したものである。具体的に意見の成立過程を分析すると「意見は論証の過程を経て生じる」ことがわかる。つまり、日常言語のレベルの「論証」の構造をしっかりと理解させることが意見文指導の前提となるということが位置づけられる。これは言語表現指導の根本となる考えと言える。言語表現と言うと「言葉」「文字」に意識が偏りがちになるが、「思考」の面に目を向けていくことがこれから重要なことになってくることを図など用いてわかりやすく示した。 |