ナカムラ テツヤ   Nakamura Tetsuya
  中村 哲也
   所属   国際経営学部 国際経営学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2003
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 貿易自由化後におけるバナナ需要の計量的分析‐四半期別需要関数・輸入関数分析による接近‐
執筆形態 共著
掲載誌名 開発学研究
掲載区分国内
巻・号・頁 第14巻(第1号),65-73頁
概要 本稿は,バナナの需要・輸入関数を自由化後の四半期別データを用いて推計し,需要の変化とその要因を検討した。需要・輸入にはオイルショック,バブル崩壊による構造変化が著しかった。需要・輸入の価格弾力性は,1973年までは弾力的であったが,それ以後は非弾力的となった。同様に需要・輸入の所得弾力性もオイルショック以後,非弾力化する傾向が見られ,バナナは上級財から,下級財に変化した。しかしバブル崩壊後の需要は,消費者から滋養性や簡便性が見直されることとなり,オイルショック以前の水準にまで消費が回復した。