タケヤ モトヒロ
Motohiro Takeya
竹屋 元裕 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 医学検査学科 職位 教授 |
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研究期間 | 2001~2002 |
研究課題 | 新規AGE受容体としてのCD36及びSR-BIの役割 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 文部科学省 |
研究種目名 | 科学研究費補助金(基盤研究(B)),基盤研究(B) |
科研費研究課題番号 | 13470228 |
代表者 | 堀内 正公 |
連携研究者 | 竹屋 元裕 |
概要 | メイラード反応後期生成物(AGE : Advance Glycation Endproducts)によって生体蛋白に不可逆的な翻訳後修飾反応が起こる。その結果生成した構造物が種々の細胞とAGE受容体を介して反応し、糖尿病性血管合併症の発症/進展に至るものと想定されている。CD36は酸化LDL受容体として動脈硬化惹起的(atherogenic)に作用しており、又,SR-BIはコレステロール逆転送系において、抹消細胞からHDLへのコレステロール搬出並びに肝臓におけるHDLのコレステロールエステルの選択的取り込みに関与し、抗動脈硬化的(anti-atherogenic)に作用する。我々はCD36及びSR-BIがAGE受容体であることを同定し、本課題研究では、CD36およびSR-BIに対するAGEの効果を具体的に解析した。従来のグルコースで修飾したAGE蛋白に加えて、メイラード反応の中間体アルデヒドとして最近注目されているグリコールアルデヒドやメチルグリオキサールで修飾したAGE蛋白もヒト単球マクロファージにおいて、CD36の発現をmRNAおよび蛋白レベルで増強させ |
PermalinkURL | https://kaken.nii.ac.jp/d/p/13470228.ja.html |