タケヤ モトヒロ
Motohiro Takeya
竹屋 元裕 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 医学検査学科 職位 教授 |
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研究期間 | 1998~2000 |
研究課題 | 新しいマクロファージマーカーとしてのマクロファージスカベンジャー受容体 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 文部科学省 |
研究種目名 | 科学研究費補助金(基盤研究(B)),基盤研究(B) |
科研費研究課題番号 | 10470061 |
代表者 | 竹屋 元裕 |
連携研究者 | 坂下 直実, 宮川 和久, 高橋 潔 |
概要 | マクロファージスカベンジャー受容体(MSR)は、マクロファージによる異物認識のための主要な受容体の一つであり、粥状硬化病巣におけるマクロファージの泡沫細胞化や生体防御において重要な役割を果たす。本研究では、MSRリコンビナント蛋白を抗原としてMSR欠損マウスを免疫し、5種類のモノクローナル抗体を得た。イムノグロブリンサブクラスは何れもIgG1,κであり、Western blottingによって、何れもヒトMSRと特異的に反応することが確認された。ヒト組織の検索から、これらの抗体は種々の臓器の組織マクロファージに陽性所見を示したが、皮膚ランゲルハンス細胞やinterdigitating cellなどの樹状細胞は陰性であった。血液単球は陰性であったが、培養1日目から陽性となり、単球からマクロファージへの分化に伴って発現が増強した。熱処理による抗原賦活法を用いることによりパラフィン切片への応用も可能で、パラフィン切片を用いた病理組織の検討では、これらの抗体は種々の炎症性 |
PermalinkURL | https://kaken.nii.ac.jp/d/p/10470061.ja.html |