タケヤ モトヒロ
Motohiro Takeya
竹屋 元裕 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 医学検査学科 職位 教授 |
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研究期間 | 1999~1999 |
研究課題 | 卵黄嚢における初期脈管形成に関する細胞学的ならびに分子病理学的研究 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 文部科学省 |
研究種目名 | 科学研究費補助金(萌芽的研究),萌芽的研究 |
科研費研究課題番号 | 11877041 |
代表者 | 高橋 潔 |
連携研究者 | 坂下 直実, 竹屋 元裕 |
概要 | 個体発生の途上、極めて未熟な間葉系細胞が接合し、空隙が生じて管腔が形成される過程は、脈管形成(vasculogenesis)と呼ばれ、既存の血管系から新たな血管が発芽してできる血管新生(angiogenesis)と区別される。本研究では、血管新生に比べ十分な解析が進んでいない脈管形成関して、胎齢7〜8日のBALB/cのマウスの卵黄嚢と胎仔ならびに家族の了解のもとに得られたヒト胎児組織を用いて検討を行った。種々の抗体による免疫組織化学的検討から、マウスangioblastの同定には幼弱な血球マーカーであるER-MP12、ER-MP20が有用であった。一方、von Willbrand因子は特異性が低く、angioblastの同定に用いることは出来なかった。また、ヒト胎児を用いた検討では、angioblastと思われる細胞はvascular endothelial growth factor(VEGF)や転写調節因子Ets-1などの血管形成制御因子を発現していた。また、私どもで作製したVEGFの転写制御機能を有するVon Hippel Lindau(VHL)遺伝子産物に対するモノクローナル抗体による検索では、angio |
PermalinkURL | https://kaken.nii.ac.jp/d/p/11877041.ja.html |