タケヤ モトヒロ
Motohiro Takeya
竹屋 元裕 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 医学検査学科 職位 教授 |
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研究期間 | 1998~1999 |
研究課題 | 遺伝子欠損マウスを用いた粥状硬化病巣の定量的解析法の開発 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 文部科学省 |
研究種目名 | 科学研究費補助金(基盤研究(B)),基盤研究(B) |
科研費研究課題番号 | 10557027 |
代表者 | 高橋 潔 |
連携研究者 | 鈴木 宏志, 坂下 直実, 竹屋 元裕, |
概要 | 粥状硬化病巣の定量的解析に最も有効な方法は、組織切片を用いた病巣サイズの計測と考えられる。本研究では、早期に粥状硬化病変が形成され、しかも切片の作製位置の特定が容易である大動脈起始部を用いて、病巣サイズを計測する方法を確立した。具体的には、大動脈起始部と大動脈弁を横断する異なる高さの4つの切片を作製し、粥状硬化病巣の面積を画像解析装置で計測した。この方法を用いて、マクロファージスカベンジャー受容体(MSR)とLDL受容体欠損マウスの二重欠損マウスについて、粥状硬化病巣の形成過程を比較すると、MSR欠損によって粥状硬化病巣の進展が抑制されることが定量的に証明され、今回の解析方法が粥状硬化病巣の解析に有用であることが示された。この際、MSR/LDL受容体二重欠損マウスでの減少率は約20%であったが、残存する病巣形成には、CD36、MARCO、CD68/MacrosialinなどのMSR以外のスカベンジャー受容体がマクロファージの脂質取り込みに関与するものと考 |
PermalinkURL | https://kaken.nii.ac.jp/d/p/10557027.ja.html |