タケヤ モトヒロ
Motohiro Takeya
竹屋 元裕 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 医学検査学科 職位 教授 |
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研究期間 | 1997~1998 |
研究課題 | 生体内におけるBリンパ球由来のマクロファージの発生機構の解明 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 文部科学省 |
研究種目名 | 科学研究費補助金(萌芽的研究),萌芽的研究 |
科研費研究課題番号 | 09877047 |
代表者 | 高橋 潔 |
連携研究者 | 坂下 直実, 宮川 和久, 竹屋 元裕 |
概要 | 1. 正常成熟BALB/cあるいはC3Hマウスの腹腔内にはCD5(Ly-1)マクロファージ(CD5Mφ)の存在は見られなかった。2. これらのマウスにマウスリコンビナントGM-CSF5ngを連日皮下注射すると、CD5Mφが出現した。このMφには、CD5の他に、F4/80、BM8などのMφマーカー、B220、IgMなどのB細胞マーカーが陽性で、これらのマーカーはGM-CSF投与5日をピークに陽性となり、以後CD5やB細胞マーカーは消失し、CD5陰性のMφになることが判明した。3. 腹腔内CD5Mφ前駆細胞はCD34、c-kitなども陽性で、MφとB細胞に分化する前駆細胞に由来し、この前駆細胞は大網乳斑で発生することが推定された。4. C3Hマウス(Ly-1.1陽性)の胎生13日胎仔肝と大網原基をscidマウス(Ly-1.2陽性)の腎被膜下に移植して検討すると、scidマウスでは大網乳斑の形成は極度に悪いが、移植1ケ月後に大網乳斑が形成された。移植マウスにGM-CSFを投与すると、腹腔内にCD5Mφが増加し、このMφをLy-1.1とLy-1.2の差によってドナー(C3Hマウス)あるいはrecipient(scidマウス)由来 |
PermalinkURL | https://kaken.nii.ac.jp/d/p/09877047.ja.html |