タケヤ モトヒロ
Motohiro Takeya
竹屋 元裕 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 医学検査学科 職位 教授 |
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研究期間 | 2011~2013 |
研究課題 | ACAT1陽性後期エンドゾーム誘導を応用したC型ニーマンピック病治療戦略 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 文部科学省 |
研究種目名 | 科学研究費補助金(基盤研究(C)),基盤研究(C) |
科研費研究課題番号 | 23590448 |
代表者 | 坂下 直実 |
連携研究者 | 竹屋 元裕 |
概要 | 細胞内遊離コレステロール転送蛋白(NPC1)欠損のために後期エンドゾームに大量の遊離コレステロールが蓄積して細胞傷害・細胞死を来すC型Niemann-Pick病(NPC-/-)に対してACAT1陽性後期エンドゾーム(ACAT1-LE)の誘導による治療効果を検討した。NPC-/-マウス骨髄単球由来マクロファージ(Mφ)をメチルβサイクロデキストリン(mβCD)コレステロール複合体(mβCD-cho)で処理して泡沫化させると、本来小胞体に存在するACAT1と後期エンドゾームマーカーであるLAMP2のシグナルが20%程度一致するようになった。同じ実験条件下でNPC-/-マウスMφ内のコレステロール含量を定量解析すると、未処置NPC-/-マウスMφ内に貯留していた大量の遊離コレステロールはmβCD-cho処理によって減少し、その代わりにエステル型コレステロールが著明に増加していた。また、mβCD-cho処理後のNPC-/-マウスMφではトリチウムラベル遊離コレステロールのエステル化能が回復していた。これらの実験結果はNPC-/-マウスMφに |
PermalinkURL | https://kaken.nii.ac.jp/d/p/23590448.ja.html |