ホンダ ケイタ
Keita Honda
本田 啓太 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 リハビリテーション学科理学療法学専攻 熊本保健科学大学 健康・スポーツ教育研究センター 職位 講師 |
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研究期間 | 2018/08/24~2020/03/31 |
研究課題 | 脳卒中片麻痺患者の地域社会における歩行時の転倒発生メカニズムの解明 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援,研究活動スタート支援 |
科研費研究課題番号 | 19K21508 |
代表分担区分 | 研究代表者 |
連携研究者 | 本田 啓太 |
概要 | 脳卒中片麻痺患者の転倒リスクは健常高齢者の約2倍であり、転倒の多くは歩行中に発生する。歩行時の動的安定性は3次元動作解析システムを用いて定量化することが可能であるが、脳卒中片麻痺患者の歩行時における動的安定性低下のメカニズムは不明である。また、歩行時の動的安定性低下と転倒の関係性も不明な点が多い。本研究の目的は、地域在住の脳卒中片麻痺患者の歩行時における、どの時期のどの方向への動的不安定性が、地域社会での転倒発生頻度及び身体活動量と最も関連するのかを明らかにすることである。平成30年度は脳卒中片麻痺患者の動的安定性を定量化することを目的に、脳卒中片麻痺患者の歩行時の全身の角運動量に着目して動作解析を中心に実施した。全身の角運動量が大きいことは、歩行が不安定であることを意味する。脳卒中片麻痺患者33名と健常高齢者21名の比較の結果、脳卒中片麻痺患者の麻痺側遊脚期における全身の角運動量は、矢状面において |