タケヤ モトヒロ
Motohiro Takeya
竹屋 元裕 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 医学検査学科 職位 教授 |
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研究期間 | 1996~1996 |
研究課題 | マクロファージの腫瘍内浸潤機序の解明と単球遊走因子(MCP-1)の治療への応用 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 文部科学省 |
研究種目名 | 科学研究費補助金(重点領域研究),重点領域研究 |
科研費研究課題番号 | 08266250 |
代表者 | 高橋 潔 |
連携研究者 | 宮川 和, 竹屋 元裕 |
概要 | ラットに化学発癌物質であるDMBAを投与して作製した悪性線維性組織球腫や、グリオーマ、乳癌等のラット由来培養癌細胞の移植腫瘍を用い、マクロファージ亜群を認識する種々の抗体を用いてマクロファージの浸潤を免疫組織化学的に検索した結果、浸潤マイクロファージはRM-1,RM-4などの汎マクロファージ抗体と共に、TRPM-3に陽性を示し、単球由来の滲出マクロファージが主体と考えられた。これに対し、ED2,Ki-M2Rに反応する組織在住マクロファージの浸潤は、少数であった。次に、これらのラット腫瘍細胞培養上清や担癌ラット血清を用いて、サンドイッチELISAを行うと共に、腫瘍組織のNorthern blottingを施行すると、TRPM-3陽性の単球由来のマクロファージの浸潤がMCP-1の産生量と密接に関連することが明らかとなった。また、免疫染色やin situ hybridizationでは、腫瘍細胞や浸潤マクロファージからのMCP-1の産生が認められた。そこで、MCP-1とTRPM-3陽性マクロファージの浸潤との相関を見るため、 |
PermalinkURL | https://kaken.nii.ac.jp/d/p/08266250.ja.html |