タケヤ モトヒロ
Motohiro Takeya
竹屋 元裕 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 医学検査学科 職位 教授 |
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研究期間 | 1992~1992 |
研究課題 | 炎症性サイトカインMCP-1の生体内における発現とその役割 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 文部科学省 |
研究種目名 | 科学研究費補助金(一般研究(C)),一般研究(C) |
科研費研究課題番号 | 04670181 |
代表者 | 竹屋 元裕 |
連携研究者 | 内藤 眞, 高橋 潔 |
概要 | これまでに作製した5種の抗MCP-1モノクローナル抗体は、MCP-1αおよびMCP-1βのいずれとも反応することが分かった。そこで、本年度の研究では抗MCP-1モノクローナル抗体ならびにMCP-1cDNAを用いて、粥状動脈硬化症および悪性線維性組織球腫(MFH)についてMCP-1の発現を検討した。1.粥状動脈硬化に関しては、21例の大動脈粥状硬化病巣について免疫組織化学的に検討した結果、diffuse intimal thickeningおよびfatty streak lesionで血管内皮細胞にMCP-1陽性像が得られた。また、fatty streak lesionでは内皮下のマクロファージ由来と考えられる泡沫細胞にもMCP-1陽性所見が得られた。これらの結果から、粥状動脈硬化の発生初期における単球の内皮下侵入は内皮細胞によって分泌されるMCP-1によって惹起され、以後の単球の内皮下浸入は内皮細胞に加え内皮下に浸潤したマクロファージ自身によって産生されるMCP-1によって増強される可能性が示唆された。2.MFHは線維芽細胞様細胞と組織球様細胞の混在を特徴とする軟 |
PermalinkURL | https://kaken.nii.ac.jp/d/p/04670181.ja.html |