タケヤ モトヒロ
Motohiro Takeya
竹屋 元裕 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 医学検査学科 職位 教授 |
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研究期間 | 2005~2007 |
研究課題 | 高脂血症病態のマクロファージに出現する新しい小胞状オルガネラの同定とその機能解析 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 文部科学省 |
研究種目名 | 科学研究費補助金(基盤研究(B)),基盤研究(B) |
科研費研究課題番号 | 17390115 |
代表者 | 坂下 直実 |
連携研究者 | 竹屋 元裕 |
概要 | 高脂血症病態下のヒトマクロファージは種々のスカベンジャー受容体を介して変性低比重リポ蛋白(LDL)を取り込んで動脈壁に浸潤し、様々な生理活性物質を産生して粥状動脈硬化症の進展を促進する。細胞内に取り込まれた変性LDLはLAMP2陽性水解小体において分解され、遊離コレステロールとなって小胞体(ER)Acyl CoA:cholesterol acyltransferase(ACAT)によってエステル化され、コレステロールエステルとして細胞内に蓄積される。われわれは高脂血症病態のヒトマクロファージにはERに由来する小胞体オルガネラが出現し、本来ERに存在するACAT1の一部はこの小胞体オルガネラに移動することを発見した(Am J Pathol 156:227-236, 2000)。高脂血症病態下のマクロファージに出現するACAT1陽性小胞(ACAT! Vesicle)の性質とその機能を明らかにするためにヒトマクロファージホモジネートの細胞亜分画の解析を行ったところ、コレステロール過剰状態のヒトマクロファージでは各種ER蛋白とトランスゴルジネットワークマ |
PermalinkURL | https://kaken.nii.ac.jp/d/p/17390115.ja.html |