タケヤ モトヒロ
Motohiro Takeya
竹屋 元裕 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 医学検査学科 職位 教授 |
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研究期間 | 2004~2007 |
研究課題 | CD204(スカペンジャー受容体)の病理診断への応用と新規Mφ抗体の開発 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 文部科学省 |
研究種目名 | 科学研究費補助金(基盤研究(B)),基盤研究(B) |
科研費研究課題番号 | 16390108 |
代表者 | 竹屋 元裕 |
連携研究者 | 吉松 美佳, 寺崎 泰弘, 海北 幸一, 坂下 直実 |
概要 | スカベンジャー受容体ファミリー分子は、パターン認識受容体として幅広いリガンド結合性を示し、自然免疫や生体防御におけるマクロファージ(Mφ)機能に重要な役割を担っている。なかでもCD204(クラスA-スカベンジャー受容体I,II型)およびCD163(ヘモグロビンスカベンジャー受容体)はMφに特異的に発現し、病理組織診断におけるMφマーカーとして有用と考えられる。私どもが独自に作成した抗CD204抗体および抗CD163抗体はパラフィン切片に利用可能で、これらの抗体を用いて肉芽腫性疾患を免疫組織化学的に検討すると、肉芽腫周囲への浸潤Mφは何れの抗体にも強陽性所見を示したが、類上皮細胞や多核巨細胞は陰性もしくは弱陽性であった。破骨細胞や骨巨細胞腫に出現する多核巨細胞も陰性であり、CD204およびCD163は特定のMφ亜群に発現された。単球由来Mφを用いた検討では、CD204とCD163はIFN-γによって活性化される古典的活性化Mφよりも、IL-4やIL-10によって活性化されるオルタナティブ活 |
PermalinkURL | https://kaken.nii.ac.jp/d/p/16390108.ja.html |