カメヤマ ヒロキ
Hiroki Kameyama
亀山 広喜 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 医学検査学科 職位 准教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2015/02 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | A possible reno-protective effect of systemic thermal stimulation in a mouse remnant kidney model |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | The Journal of The Japanese Society of Balneology |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | Climatology and Physical Medicine |
巻・号・頁 | 78(2),pp.118-129 |
著者・共著者 | Y.IWASHITA, Y.YOZA, H.KAMEYAMA, M.MUKOYAMA, J.IIYAMA, K.KITAMURA |
概要 | サウナ浴は長らく健康増進に用いられ、最近では低温サウナがうっ血性心不全(CHF)や慢性疲労症候群などの治療に応用されている。本研究では、5/6残存腎マウスを用いて低温サウナ治療(ST)の安全性と尿中タンパク排泄への影響を調査した。C57BL/6マウスを4群に分け、12週間のSTを実施。結果、ST群と非ST群の間でクレアチニンクリアランスや体重などに差はなく、有害事象は確認されなかった。しかし、Nx+ST群ではeNOS mRNAの発現が有意に増加し、穏やかなサウナ治療が糸球体の血管拡張作用を誘発する可能性が示唆された。この研究は、CKDモデルマウスでの低温サウナ治療が安全で、腎保護効果をもたらす可能性を示している。 |