ミヤモト メグミ
Megumi Miyamoto
宮本 恵美 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 リハビリテーション学科言語聴覚学専攻 熊本保健科学大学大学院 保健科学研究科 保健科学専攻 職位 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/03 |
形態種別 | 学位論文(修士) |
標題 | 【博士論文】 失語症者における構文ネットワーク構造の実証的研究 |
執筆形態 | 単著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 熊本県立大学大学院日本語日本文学専攻博士後期課程 |
著者・共著者 | 著者:宮本恵美 |
概要 | 本研究では、失語症者に対し「助詞穴埋め課題」などを実施し、その結果について、森山が示した成人日本語母語話者の格助詞のネットワーク構造モデルを用いて分析した。その結果、失語症者は格助詞の構文ネットワーク構造上、中心的な意味用法については比較的良好に保たれているものの、周辺的用法に関しては、活性化されにくい状況、あるいは、情報の往来が遮断されているような状況にあるのではないかという結論に至った。ただ、個別の結果に着目すると、周辺的な用法には個人差があり、被験者の理解のしやすさに違いが生じる結果が認められた。また、それらの結果をもとに、失語症者に対する新たな評価及び訓練方法の提案を行った。 全142頁 |