ヒサマツ ミサコ
久松 美佐子 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 看護学科 職位 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 化学療法により生存期間が延長できた進行がん患者の配偶者の死別前後の体験の分析 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本看護研究学会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | (一社)日本看護研究学会 |
巻・号・頁 | 41(5),923-934頁 |
著者・共著者 | 久松 美佐子,堤 由美子,福崎 伊豆美 |
概要 | [目的]本研究は、化学療法で生存期間が延長した進行がん患者の配偶者の闘病中から死別後までの体験を調査し、その体験の特徴を明らかにすることである。[方法]配偶者遺族に半構造的面接を行い、質的帰納的に分析した。[結果]配偶者は、死別前に【現状維持の期待の膨らみ】をもつ特徴があることが明らかとなった。その後、死別が免れないことを意識し出した配偶者は、死別後に【ひとりの悲しみの殻にこもる】体験のあと【ひとりでも生きていく努力】を行っていた。しかし【現状維持の期待の膨らみ】が持続した配偶者は、【生き続けられることへ傾倒】し、死別後も【生きていたころへ固執】し【平然とした日常の装い】に至っていた。[結論]死別前に配偶者が治療効果にどれだけ期待を寄せているか把握し、支援することの重要性が示唆された。 |
ISSN | 02859262 |
PermalinkURL | https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2018&ichushi_jid=J01048&link_issn=&doc_id=20190116590009&doc_link_id=1804888&url=https%3A%2F%2Fkango-sakuin.nurse.or.jp%2Fnid%2F1804888&type=%8D%C5%90V%8A%C5%8C%EC%8D%F5%88%F8Web&ico |