ヤマノ カツアキ   Katsuaki Yamano
  山野 克明
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 リハビリテーション学科生活機能療法学専攻
   熊本保健科学大学大学院  保健科学研究科 保健科学専攻
   職位   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1999/06
形態種別 研究論文 
査読 査読あり
標題 脳卒中患者に対する理学療法・作業療法の反省
執筆形態 共著
掲載誌名 社会保険広島市民病院医誌
掲載区分国内
巻・号・頁 15(1),76-87頁
著者・共著者 山野克明、椎野泰明、白浜正人
概要 理学療法・作業療法を行った脳卒中患者71名に対し,初回評価時と最終評価時における体幹機能と運動機能の改善度を調査した。体幹機能は29名で改善を認めた。手を使わなくても座っていられる患者は27名から最終評価時には47名に増加した。運動機能において、寝たきり患者数は減少したものの、車椅子に留まった患者数が著しく増加した。杖装具歩行あるいは杖なし歩行に至ったものは全体の3割に満たなかった。この原因として,理学・作業療法が早期に開始できなかったことによる患者の廃用症候群増悪,マンパワーの不足,訓練内容の問題の3点によるところが大きいと考えられる。