カメヤマ ヒロキ
Hiroki Kameyama
亀山 広喜 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 医学検査学科 職位 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/05 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 上肢末梢神経電気刺激が脳出血モデルラットの損傷部位に与える影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 物理療法科学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 22(1),35-43頁 |
著者・共著者 | 深町翔平,行平崇,亀山広喜,久保高明,山元総勝,申敏哲 |
概要 | この研究では、末梢神経電気刺激(PNS)が中枢神経、特に脳損傷部位に与える影響を調査した。脳出血モデルのラットにコラーゲナーゼを注入して損傷を作製し、PNSを施した。2週間のPNS治療後、Hemorrhage+PNS群はHemorrhage群と比較して握力の改善と損傷範囲の縮小を示した。さらに、Hemorrhage+PNS群ではc-Fosとcaspase-3の発現が減少し、TUNEL陽性細胞の減少が確認された。これはアポトーシスが抑制されたことを示す。これらの結果から、PNSは脳出血による損傷部位の回復を促進し、握力低下の改善に寄与する可能性がある。 |