イノウエ カナコ
Kanako Inoue
井上 加奈子 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 看護学科 職位 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/03 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 看護学生のバイタルサイン測定の技術習得に向けた効果的な教育方法の検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 熊本保健科学大学研究誌第20号 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (20),49-58頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 井上加奈子 徳永郁子 原口真由美 高島利 荒尾博美 |
概要 | A 大学のバイタルサイン測定実技試験の結果と学生のバイタルサイン測定の技術練習回数と技術練習時の工夫が実技試験の合否に与える影響を分析した。技術練習回数は実技試験合否と有意な関連性はなく,単純な練習回数が技術習得と直接的に結びつかないことが示唆された。技術練習では学生が何らかの工夫を行っており,「実技試験のペアと練習している」学生が,不合格群で有意に多く,実技試験合格のみを目指した練習では,試験という緊張した状況で的確な技術を実施することが困難であることを示唆していた。患者の状況を正確に把握し,適切な看護ケアを提供するための技術を習得するという本来の目的を明確にする必要がある。また,学生が自己の技術について振り返り,課題を明確にすることで自らの行為を修正しながら練習をするような教育的な働きかけが必要であることが示唆された。 |