ムカイ ヨシト
Yoshito Mukai
向井 良人 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 共通教育センター 熊本保健科学大学 保健科学部 看護学科 職位 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/12 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 福島から照射する水俣病をめぐる分断修復の現状と課題 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 中京大学現代社会学部紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 13(2),83-125頁 |
担当範囲 | 第2章 水俣病の呼称が映す分断 |
著者・共著者 | 牛島佳代、成元哲、向井良人、除本理史 |
概要 | 第2章「水俣病の呼称が映す分断 」(p.85~p.101)を担当。「水俣病の水俣」へ向けられる忌避に対して、市民の生活防衛意識が「病名変更運動」として現れる。一方、公害被害者として尊厳回復に立ち上がった「水俣病患者」にとって、病名変更は患者運動の封じ込めを意味した。企業城下町において位相の異なる被害者同士が相互不信の応酬を重ねることとなり、その影響は現在も見られる。ただし、不信の背景には労働争議の記憶もあり、分断は個別の争点によってのみ把握することはできない。 |