ノナカ キク
Kiku Nonaka
野中 喜久 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 医学検査学科 職位 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Modulation of Glycinergic Transmission in the Rat Spinal Dorsal Commissural Nucleus by Ginkgolide B |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Neurophysiogy, |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | Vol.41(4) |
著者・共著者 | 著者;Kiku Nonaka, Elena Kondratskaya, Megumi Maeda, Toshitaka Yamaga, Nobuki Murayama, Min-Chul Shin and Norio Akaike |
概要 | 銀杏Ginkgo bilobaの樹皮及び葉に含まれる苦味成分であるギンゴライドB(GB)が海馬領域のグリシン受容体のサブタイプβ受容体に作用することは明らかにされている。しかし、同じ中枢神経の脊髄背側交連核(SDCN)ニューロンのグリシン受容体に対していかなる作用をもたらすのかは明らかにされていない。本論分ではGBがシナプス後膜にあるグリシン受容体に直接的に使用依存性に作用し、Cl-チャネルの開口を抑制すること、活動電位依存性の刺激に対してGBは抑制性シナプス後電流の発生を抑制することを明らかとした。さらに、脊髄の神経伝達経路においてGBはグリシンの抑制性伝達を抑制することにより興奮を起こすことが示唆された。
本人担当分:共同研究のため抽出不可能 |