コガ ヒロハル   Hiroharu Koga
  古閑 公治
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 医学検査学科
   熊本保健科学大学大学院  保健科学研究科 保健科学専攻
   職位   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2006/12
形態種別 研究論文 
査読 査読あり
標題 味覚障害治療過程における評価法としての全口腔法の有益性
執筆形態 共著
掲載誌名 日本味と匂学会誌,
掲載区分国内
巻・号・頁 13巻(3号),501-504頁
著者・共著者 小川 尚、星野輝彦、寺本靖之、古閑公治、岩永書朋、古島健次
概要 重症の味覚障害者には初診時に全口腔法を用いて障害の程度を調べるのみでなく、治療過程でも濾紙法で認知閾値が測れない場合は必ず全口腔法により調べ、味覚改善傾向を調べた。全口腔法で味覚閾値の検査を行った11例を対象とした。一側性の味覚障害を来す神経系の障害による場合は濾紙法が味覚検査として明らかに優れているが、これを除くと、全口腔法は検査時間や手技によるデータのばらつきの少なさの上で、また、治療効果を数値で患者に示すことができる点で、優れた味覚検査であることが示唆された。