ナガタ カズミ
Kazumi Nagata
永田 和美 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 医学検査学科 職位 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/02/28 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Relationship between remnant circulating lipoprotein cholesterol concentration, measured by homogeneous
assay, and clinical parameters in patients with type 2 diabetes |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | biomolecules |
掲載区分 | 国外 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | Kazumi Matsushima-Nagata; Takeshi Matsumura; Yuki Kondo; Kensaku Anraku; Kazuki Fukuda; Mikihiro
Yamanaka; Masahiro Manabe; Tetsumi Irie; Eiichi Araki; Hiroyuki Sugiuchi |
概要 | 2型糖尿病(T2DM)患者において一般的に高濃度で存在する残存リポ蛋白(RL)は、心血管疾患(CVD)と関連している。RL濃度を測定するためのRLコレステロール均一測定法(RemL-C)があるが、T2DMにおけるRemL-Cと臨床パラメータとの関係を検討した研究はない。そこで、T2DM患者を対象に、RemL-CとCVD関連パラメータとの関係を評価した。RemL-Cが低い患者と比較して、RemL-Cが高い患者は、空腹時血糖値、HOMA-R、総コレステロール、トリグリセリド、低密度リポタンパク質コレステロール、sdLDL-C、尿中アルブミン/ クレアチニン比が高く、高密度リポタンパク質コレステロール、Adiponectin、足首上腕血圧計(ABI) が低いことが示されました。RemL-Cは、脂質および糖代謝の指標として有用であり、男性T2DM患者における末梢動脈硬化性疾患(PAD)のマーカーとなる可能性があることが示唆された。 |