タクシマ ヒロタカ   Hirotaka Takushima
  多久島 寛孝
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 看護学科
   職位   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2007/03
形態種別 研究論文 
査読 査読あり
標題 認知症高齢者の家族看護に関する研究-家族看護の6段階の発展過程と社会的支援-
執筆形態 共著
掲載誌名 保健科学研究誌
掲載区分国内
巻・号・頁 4,11-19頁
著者・共著者 著者:田中(高峰)道子,赤木陽子,多久島寛孝,山口裕子
概要 「もの忘れ外来」の『看護相談』における一事例を対象に,家族看護が諏訪が示した7段階の発展過程をどのようにたどり,また「介護者と被介護者との相互性」と「介護者としての準備状況」を促進する社会的支援がどのように行われたかを分析した。その結果,家族や親族・地域の人々・専門家などによる社会的支援,並びに介護保険制度の活用が「介護者と被介護者との相互性」と「介護者としての準備状況」を促進し,発展過程における第1段階の「敵対的看護」や,第4段階の「諦め,放任する」過程がなく,6段階の発展過程をたどっていたことが明らかになった。