カメヤマ ヒロキ
Hiroki Kameyama
亀山 広喜 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 医学検査学科 職位 准教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2020/11/10 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Integrated Immunohistochemical Study on Small-Cell Carcinoma of the Lung Focusing on Transcription and Co-Transcription Factors |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Diagnostics |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 10(11),pp.949-962 |
著者・共著者 | Younosuke Sato,Isamu Okamoto, Hiroki Kameyama , Shinji Kudoh,Haruki Saito ,Mune Sanada,Noritaka Kudo,Joeji Wakimoto,Kosuke Fujino,Yuki Ikematsu,Kentaro Tanaka,Ayako Nishikawa,Ryo Sakaguchi ,Takaaki Ito |
概要 | 小細胞肺癌(SCLC)は、主要な転写因子と共転写因子であるASCL1、NEUROD1、YAP1、POU2F3の発現に基づいて4つのサブタイプに分類される。この分類は、SCLCの特徴を分子サブタイプごとに理解するのに役立つ可能性がある。私たちは、47例のSCLCサンプルから得られた遺伝子発現データを基に、4つの主要因子と26個の候補ターゲット分子に対して免疫組織化学(IHC)を行い、それらの発現パターンを分析した。特にASCL1はSCLCサンプルで最も高い陽性率を示し、ASCL1陽性と陰性のグループ間で複数のターゲット分子の発現レベルに有意な違いが見られた。この結果から、SCLCの特定の分子サブタイプを診断し、個別化された治療の選択に役立つIHCの重要性が示唆された。さらに、4つの主要分子がSCLC細胞内で協調的に発現していることが観察され、SCLCの形成におけるこれらの分子の相互作用の可能性が示された。 |