ヨコヤマ トシロウ
TOSHIRO YOKOYAMA
横山 俊朗 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 医学検査学科 職位 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1998 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 男性乳腺の穿刺吸引細胞像 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本臨床細胞学会九州連合会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 29,79-83頁 |
著者・共著者 | 共同研究者 横山俊朗(主著),杉島節夫,河原明彦,鹿毛政義,神代正道,藤井輝彦,中島明彦,古賀稔啓,菅 記博 |
概要 | 男性乳腺の穿刺吸引を施行した99例中98例が女性化乳房症であり,1例が男性乳癌であった.女性化乳房は思春期と高年齢層に多く,二峰性分布を示していた.女性化乳房の細胞像には3つの特徴がみられた. 1)細胞所見として小型で核濃縮状を呈す場合と,比較的核が腫大し細胞がシート状に出現する場合,またそれらが混在する場合の3つがある. 2)女性の乳腺症に比べ,しばしば大型の細胞集塊が出現して傾向がある. 3)細胞集塊の近側に裸核状間質細胞,線維芽細胞が束状に出現した所見が多い.後者の所見は女性化乳房症例の特徴的な所見である.男性乳癌は組織学的に乳頭腺管癌であった. |