タクシマ ヒロタカ   Hirotaka Takushima
  多久島 寛孝
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 看護学科
   職位   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2013/07
形態種別 研究論文 
査読 査読あり
標題 対人関係技能の習得に向けた教育的支援のあり方
執筆形態 単著
掲載誌名 応用心理学研究
掲載区分国内
巻・号・頁 39(1),67-73頁
著者・共著者 多久島寛孝
概要 医療・保健領域における看護心理分野研究の今日的課題として「対人関係技能の習得に向けた教育的支援のあり方」について探求した。
1.コミュニケーションにはズレがあることを認識しておくなどコミュニケーションに対する考え方を明確にもつこと。
2.客観的に場面をみつめるために事例検討の活用が重要であること,そして事例検討の活用において以下の3点について教育的支援が必要であること。
1)事実よりも先に解釈している現実を認識し,とらわれ思考から脱却すること。
2)事例検討のなかでも再構成を用い,記述する場面に対する回想と反省をとおして,自己理解と他者理解を深めること。
3)文字にした視覚的会話を見つめ語り合うことにより,言葉がもつイメージを越えて相互に理解し合い他者の体験を共有し大事にすること。