ミヤタ ヒロノリ   Hironori Miyata
  宮田 浩紀
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 リハビリテーション学科生活機能療法学専攻
   職位   講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2018
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 課題内容の自己選択や外的報酬が事象関連電位P300成分と反応時間に及ぼす影響
執筆形態 共著
掲載誌名 作業療法
掲載区分国内
巻・号・頁 5,481-489頁
著者・共著者 丸田道雄 高橋弘樹 韓 宮田浩紀 田平隆行
概要 研究では,動機づけにおいて重要である自己選択や外的報酬が,事象関連電位(event-related-potential;以下,ERP)P300成分や,反応時間(reaction time;以下,RT)に及ぼす影響を比較検討した.自己選択と強制選択を,それぞれ報酬なし・ありの4条件でRT課題を実施し,課題中のERPを測定した.自己選択条件のP300振幅は増大傾向を示し,報酬あり条件のRTは有意に短縮した.自己選択や外的報酬により,動機づけが高まり課題への注意資源配分量が増大し,課題成績が向上する可能性が示された.対象者の自己決定を支援するような介入や外的報酬により,動機づけを高めることの重要性が示唆された.