タカシマ トオル
Toru Takashima
高島 利 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 看護学科 職位 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/01 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 認知症と診断された患者の家族介護者のヘルスリテラシー |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
担当範囲 | 本人担当部分:調査、分析および論文執筆 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 高島利、戸渡洋子 |
概要 | 認知症と診断された家族介護者のヘルスリテラシー(HL)を明らかにすることを目的とした。HLは,認知症関連の情報を入手する能力,その情報を理解する能力,行動に移す能力のことであるが,6人の認知症家族介護者の配偶者に半構成的面接を行った。その結果,情報を入手する能力は,【特別養護老人ホーム職員,家族の会,機関誌,本,テレビ等から幅広く情報を入手できる】【家族と情報を共有できる】であった。情報を理解する能力は,【以前の高齢者の状態との違和感を感じることができる】であった。また,行動に移す能力は,【医療従事者に相談できる】【医療従事者以外に相談できる】であった。50~60歳代と70歳代の家族介護者のHLを比較した場合,情報を入手する能力と行動に移す能力の傾向に違いがあることがわかった。HLは,教育を通して改善が可能であることから,家族介護者の年代に応じたHLに関する教育を高める必要性が示唆された。 |