イノウエ カナコ
Kanako Inoue
井上 加奈子 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 看護学科 職位 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/09 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 看護学生の臨地実習での経験の語りにみる「臨床の知」の形成の様相と看護教育への示唆 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 徳島文理大学研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第92号),13-36頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 井上加奈子、森田敏子 |
概要 | 学生6名に臨地実習での経験を語ってもらい、学生の語りから学生の感情や考え、行動、対象の状況や反応が語られた文脈に着目しながら「臨床の知」の様相を探求した。学生が患者の状況に直面した時に感じる戸惑いは、看護の対象である患者への「かかわりの意思」の芽生えにつながっており、「何をしたら良いか分からないけど何かしたい」という、看護としての意味ある行動を引き出す機会となっており、「臨床の知」の出発点となっていることが示唆された。臨地実習では、学生が自分の身体での感覚を通して「何か」を感じとる経験を大切にし、自分自身で経験を意味づけていくことを支援することの重要性が示唆された。(担当部分)研究立案の段階から全般にわたり共著者の助言を受けながら、論文全体を執筆。 |