ワタナベ トシユキ
Toshiyuki Watanabe
渡邉 敏之 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 リハビリテーション学科生活機能療法学専攻 職位 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 歯骨細胞分化制御に関する分子細胞生物学的研究(テーシス) |
執筆形態 | 単著 |
掲載区分 | 国内 |
概要 | 三部から構成されており、第一部は、RANKLを添加して培養するとTRAP陽性の破骨細胞様細胞に分化するマウスマクロファージ系細胞株であるRAW264から、特にRANKL感受性が高く、高率に分化する細胞(RAW264Dclone)を単離する手法について記載している。第二部では単離した細胞を使用し、CCケモカインの一種MIP-1αの破骨細胞分化に及ぼす影響を検討し、分化促進作用をなすことが明らかとなった。第三部では培養破骨細胞前駆細胞をマウスの生体内に移植し、破骨細胞に分化させる実験手技を試み、新たな破骨細胞の機能評価方法の可能性を示した。なお、この研究において単離に成功したRAW264Dcloneは現在、破骨細胞研究の有用な材料として、多くの研究者に利用されるようになっている。 |