ヨコヤマ トシロウ
TOSHIRO YOKOYAMA
横山 俊朗 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 医学検査学科 職位 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 消化管間質腫瘍(Gastrointestinal stromal tumor)の悪性度評価におけるKIT蛋白の発現強度と細胞形態の関係 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 医学検査, |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 54(11),1394-1399頁 |
著者・共著者 | 共同著者 多比良 朋希, 山口 知彦, 河原 明彦, 横山 俊朗, 吉田 友子, 杉島 節夫, 豊住 康夫, 原田 博史, 有馬 信之, 杉田 保雄, 鹿毛 政義 |
概要 | gastrointestinal stromal tumor(GIST)の悪性度の評価を,KIT蛋白の発現強度と細胞形態を含めた臨床病理学的所見との観点から検討した.54例を対象に,病理組織学的にGISTと診断され,その後,再発または転移を示した症例を悪性GISTとし,切除後3年以上,再発・転移を認めておらず良性の経過を示している症例を良性GISTとした.その結果,転移・再発を認めた全ての症例で,KIT蛋白の強発現が認められた.また,病理組織像はGISTの良悪性を区別する組織学的指標になると考えられ,核分裂像の増加や核形などの形態的判定とKIT蛋白の発現強度を含めた免疫組織化学的判定を総合的に評価する必要があると考えられた |