ヤスダ トモノリ
Tomonori Yasuda
安田 大典 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 リハビリテーション学科生活機能療法学専攻 熊本保健科学大学大学院 保健科学研究科 保健科学専攻 職位 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/12 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 作業療法士養成校での総合臨床実習における情意領域の難易度に関する研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本作業療法研究学会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第13巻(2号),29-35頁 |
著者・共著者 | 安田大典,樽井一郎,崎田正博,松永秀俊,沼田景三,白濱勲二,水野(松本)由子 |
概要 | 筆頭
平成22年12月31日. 本研究の目的は,総合臨床実習の実習期間内で情意領域を改善出来る項目や,困難であろう項目を明確にすることである.対象は,作業療法学科の最終学年で総合臨床実習を行い,単位を修得した学生172名とした.実施方法は,情意領域に関する70項目から構成する自己評価表を作成し,実習前後に実施した.分析方法は,各自己評価項目の実習前後の数値を比較した.また,各項目の難易度をみるために,3段階に分類した.その結果,70項目の内62項目で有意差を認め,8項目は有意差を認めなかった.また,実習期間内では改善困難な項目は7項目であり,改善可能な項目は23項目であった.実習当初から良いと評価し,実習後にも変化がみられなかった項目は48項目であった. これらの結果から,それぞれの学生の情意領域の難易度を考慮し,適切な指導を行う必要があると考えられた. ISSN: 1882-0948 |
ISSN | 1882-0948 |