サトウ クミ
佐藤 公美 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 リハビリテーション学科言語聴覚学専攻 職位 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 学校健診における嗄声の出現率とスポーツ活動との関連 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 音声言語医学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 58(4),326-332頁 |
著者・共著者 | 高原由衣、佐藤公美、竹山孝明、坂本幸、青木俊仁、宇高二良、島田亜紀、武田憲昭 他5名 |
概要 | 小中学校の耳鼻咽喉科健康を受診した1384名について、嗄声の出現率とスポーツ活動との関連を検討した。嗄声の出現率は、女児に比べて男児が高く、男児は小学校3年生まで高く4年生以降に減少し、女児は小学校2年生まで高く以降減少したが、中学校2、3年生では高かった。小学校の高学年ではスポーツ活動を行っていない児童に比べて、スポーツ活動を行っている児童は嗄声の出現率が有意に高かった。スポーツの種類と嗄声とのオッズ比は、男児のサッカー、野球で高く、強い声門閉鎖を伴う屋外の団体スポーツであることが要因と考えられた。小学校の男児に野球やサッカーを行わせる場合には、声の衛生を行い嗄声の予防が必要である。
※学校健診における音声評価に従事した。 |